朝晩の寒さを感じ、そろそろ長袖で寝ようかなと真剣に思っているもぐらです。
前回のつぶやきでは、『ほめる 』の落とし穴についてつぶやきました。
今回は『 ほめる』の落とし穴に陥りそうになった際に意識することをつぶやきたいと思います。
それは…
『承認 』です。
ほめることと本質的には同じです。
「ほめる」は相手のよい点や成果を取り上げ、
相手を評価し、それを伝えること。
に対して、
「承認」は事実・存在をそのまま伝えることで、
肯定・否定に関わらず評価を含まない。
この「評価をしない」がポイントになってきます。
その子が考えたこと、行動したこと、発言、
その子のありのままを受け入れる。
それがあることで、信頼関係が生まれ、安心・安全を
感じることが出来るようになります。
例えば、
【⠀逆上がりができない子に対して】
褒めるしかできない人は、逆上がりができなかった子に
対して評価が前提にあるため、描ける言葉が無くなってしまいます。
「もっと足をあげなきゃ」
「手が伸びてるからできないんだよ」
など、指導のマイナス言葉になってしまう可能性があります。
そこで承認というスキルを意識して声掛けをすると、
「上手く出来ないこともあるよ」
「先生だって最初はできなかったんだよ」
「出来なくても諦めずに一生懸命練習してたよね」
などその子が頑張ってきたことや、今のその子を
受け入れる言葉を掛けることで、
「これからどうしようか」
「次はどうしてみようかな」
と前向きな言葉が出てきて、子ども達と一緒に考え
取り組んでいけるような関係性が築けていけます。
今回は『承認 』についてつぶやきましたが、
『 ほめる』がだめだと言っているわけではありません。
私も上手く出来ませんが、
ほめると承認を共存しながら、子ども達と関わっていきたいなと思っています。